国産マカとペルー産マカの違い

ほとんどのマカ粉末、サプリメントの原料はペルー産です。
マカは標高４０００メートル以上の地域で育つもので、日本での栽培は不可能だといわれてきました。
しかし、今では国産のマカサプリも販売されています。

製造元の１つは、２０年にも及ぶ試行錯誤の末、粉末として販売出来るほどの量産化に成功しました。
現在では生のマカや種はペルー国外への持ち出しが禁止されていますから、大変貴重なものといえます。

生のマカはまだ流通していませんが、通常では使われないマカの葉をお茶にする等、原料を余すところなく製品化しています。
国産とペルー産のマカを比較すると、アミノ酸含有量は、ほぼ全ての種類で国産の方が多くなっています。

また、ペルー産にない成分も含まれています。
マカは過酷な環境でも育つように、土中の栄養を良く吸収します。
ですから、良い土壌で手間をかけた方がより栄養成分が多くなるのでしょう。
ペルー産のマカは、農薬が使われているかどうか、はっきりとわからないものもあります。
特に妊娠を目指している場合には、胎児への影響が心配です。

その点、国産のマカは無農薬をうたっているので、安心して摂取出来ます。
国産というと、輸入されたものと比べて高額になるイメージがありますが、国産のマカサプリは、ペルー産と比べても特に値段が高いわけではありません。
扱っている会社が少ないので見落としがちですが、有効成分が多い事、安全性が高い事を考えれば、試してみる価値はありそうです。